言語学習のための映画・ドラマの見方
はじめに
言語学習のためにドラマやバラエティー番組、映画を見ている方は多くいますよね。
ただ、同じようにドラマや映画を見ているのに、
目標言語のスキルが伸びる人と伸びない人がいるのはなぜでしょう?
「ドラマが大好きでたくさん見ていても、全然話せるようにならない…」
という人もいるし
「ドラマをたくさん見て話せるようになりました!」
という人もいます。
後者は、【語学の才能】があるからでしょうか…??
違います!
私は、基本的に“語学に才能はいらない”と思っています。
大切なのは…
■どれだけその言語に触れられるか
■モチベーションを維持できるか
そして、
語学習得にかかる時間を少しでも短くするために、
自分に合った(楽しいと思える)言語学習法や
正しい(とされる)方法で言語学習をする必要があります。
話しは戻って…
動画やドラマ、映画を言語学習として見る場合、
何に気を付けたら良いでしょうか?
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気を付けるべき事
どのスキルを伸ばすために見ているかを意識することです。
例えば、
「会話で使える単語を学びたい!」
のなら、
どの状況でどんな単語が使えるのかを考えながら見ます。
自分が会話で使えそうなフレーズが出てきたら
・メモする
・発音や抑揚を真似する
・覚える
etc.
「リスニングを強化したい」
のなら、
「聞き取ること」に集中して見ます。
・字幕を見ないで聞いてみる
・分からなかった文を字幕を見て確認する
・メモする
・ディクテーションしてみる
etc.
レベルによる字幕の3段階
ステップ1:日本語字幕
ステップ2:目標言語字幕
ステップ3:字幕なし
もちろん、ただドラマや映画を楽しむために見るのなら
他の事を考える必要はありませんが、
言語学習のために見る場合、
目的を持って見るとより多くのことに気づくことができます。
ドラマや映画を見ても全然言語が上達しない…と思っている方は
ぜひ参考にしてみてください。
今回は、以上です。
言語学習カウンセリングをご希望の方は、こちら。
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