(*Podcast#420の内容です。)
みなさん、こんにちは!
言語学習アドバイザー、英語コーチ、そして多言語学習者のMTです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私は生徒さんに、「先生はどんな風に英語を勉強したんですか。」と聞かれることが多いです。
実際、英語は中学生のころからずっと勉強していますし、
今でも生活の中で、動画を見たり、ニュース記事を読んだり、
本を読んだり、友達と話したりして学び続けていますが、
生徒さんの質問の意図は、
「英語が全然はなせないところからある程度ははせるようになるために
どのような勉強をしたんですか」
ということだと思いますので、私の学習してきたことや、
やってよかった学習法なんかをお話ししています。
今回、このポッドキャストでは、自分自身が思う、今までの中で一番英語を学習したし、
練習もしたと思う時のことを振りかえってみたいと思います。
寝ても覚めても英語学習だったのは、アメリカの高校に1年間交換留学した時です。
アメリカ初日は現地の人の言っていることが全く聞き取れずに、
かなり不安になったのを覚えています。
その後も思うように英語が話せるようにならなくて、もどかしくて、
どうしたら話せるようになるのだろうと考える日々でした。
1年しかないのだから、この時間を無駄にしたくない、英語が話せないまま帰りたいくない!
と思って、できるだけのことをしようと思い、
その時立てた5つの目標が当時の日記に挟んでありました。
1.大きな声で話す
2.いつでもどこでも話すことを考える
3.笑顔で過ごす
4.知り合いに合ったら必ず自分から挨拶する。
5.わからないことはすぐに聞く
1日の最後にその日はこの5つの目標を達成できたかどうかを振り返っていました。
できるだけ多く話す練習をしなきゃ!と毎日思っていました。
そのためにしたことは、できるだけグループに所属するということです。
授業中はなかなか周りのクラスメイトと話す事ができないので、
放課後にクラブ活動に参加することにしました。
アメリカは季節ごとに参加できるスポーツがかわるので、
秋はバレーボール、冬は水泳、春はテニスというように1年の留学中に
3つのクラブに参加しました。
この3つの中でもバレーボールは練習試合も多く、
みんなでバスに乗って他の高校に行く機会もたくさんありました。
ただ、バレーボールはアメリカに行ったばかりの頃で
まだ上手く会話できないし緊張もあって
あまりみんなとうまく話せなかったのが残念です。
毎日努力していたことは、
登校前にその日言いたい事なんかを考えて
わからない単語は辞書で引いて練習しておきました。
その日学校で知り合いに会ったら、これを聞こうとか、これを言おうとか、考えていて、
これが結構役立ちました。
その日言う機会がなかったとしても、
毎日言いたい事を考えておくということは学習になりますよね。
私の場合はそれを実際に誰かに言う機会があったので、自分事として真剣に準備できましたけれど、もし実際に話す機会がないとしても、練習として、
誰かに言いたい事を英語にする練習をするのはいいですよね。
子どもの本がたくさん置いてある図書館にも通っていました。
学校の図書館だと高校生が読む本しかおいていなくて私にはレベルが高すぎたので、
町の図書館に通って小学校の低学年や中学年の子が読むような小説を借りて読んでいました。
それでも辞書を引きながらでしたが、1冊読み終えたときは大きな達成感を感じました。
なんとなく知っている単語も本の中に出てくると使い方がしっかりわかるので、
多読は本当にお勧めです。今でもできるだけ本や記事を読むようにしています。
それから、当時は毎日日記を書いていました。
最初の頃は英語と日本語両方使って書いていたのですが、
8月に渡米して、12月くらいからは生活のすべてを英語にしようと考えたのか、
英語だけで書いていました。
私が留学していたころはスマホが存在していなかったので、
日本の両親や友達とは手紙以外のやり取りはほぼありませんでした。
留学前に留学エージェントの方にできるだけ電話をしないように、と言われていましたし、
コレクトコールはとても高かったので、電話も1年に数回しかしませんでした。
そして学校にも地域にも日本語を話せる人は誰もいなかったので、ほんとに英語漬けの毎日でした。
当時は当たり前に思っていましたが、
今思うと言語学習をするにあたったとても恵まれた環境だったんだなと思います。
今、同じ環境をつくるのはなかなか難しそうです。
もともと無いのと自分の意志で日本語に触れないようにするのは、かなり違いますよね。
今、自分自身が高校留学をして日本語にずっと触れないようにするなんてきっと無理だと思います。
でも、スマホがあることで、もっと効率的な学習ができたり、留学前から英語に触れて練習することができたり、良い部分もたくさんありますよね。
最後に娯楽についてですが、平日の夜は本を読むかラジオを聞くくらいでした。
留学の後半は結構聞き取れるようになっていたので、毎晩ラジオを聞いていました。
ラジオDJが誰か宛てのメッセージを読みその人に届けたいリクエスト曲をかけるという
シンプルなラジオ番組でした。
私はこの番組がとても好きで、どのくらい理解できていたかは分かりませんが、
英語の勉強のためではなく、楽しくて聞いていたのを覚えています。
言語をツールとして何かを楽しめるのが一番ですよね。日々の言語学習はこのような感じです。
また思い出したら、高校留学について話したいと思います。
すごく大変な1年間でしたが、もちろん素晴らしい経験や挑戦も色々できて、貴重な一年だったな、と思います。
今は日本にいても色々と工夫をして効果的な言語学習を続けることができますよね。
今皆さんの状況に応じて、楽しみながら言語学習を続けて行きましょう。
今回は以上です。

コメント