みなさん、こんにちは。
みなさんは、言語学習の際に「正確さ」と「流暢さ」のどちらに焦点を置いていますか。
先日、英会話の生徒Aさんから「正確さ」と「流暢さ」どちらに焦点を置いくべきかという質問を受けました。
英語力準中級程度のAさんへの私の回答としては、まずは「流暢さ」に焦点を置くとよいと思います。
もちろん、文法をおざなりにしていいと言っているわけではありません。
基本的な文法や語順はキチンとできていないとそもそも文が作れませんよね。
なので、もちろん基本的な文法と語順は必要不可欠です。
ただ、話をする時に文法を意識しすぎると、スムーズに話せなくなってしまいます。
まずは「話す」ことにフォーカスを置いて聞き手の理解を妨げるほどの大きな間違いでなければ、
気にせずに話すことをお勧めします。
英語スピーキングが苦手な方の理由の1つに、「間違えることが怖い」というのがありますよね。
これは私達が英語を学校の教科として習っているからではないかと思います。
学校の教科としての英語は、間違えると点数を引かれます。
これが、私達に”間違えてはいけない”という考えを植え付けているのではないでしょうか。
もう1つの理由は「慣れ」です。何でも慣れないことををするのは不安ですし、緊張しますよね。
なので、中級くらいまでは、文法の間違いを恐れずに話すことに慣れるべきだと思います。
そして、アウトプットとしてはスピーキング練習の他にライティング練習も必要です。
ライティング練習の際には、講師にしっかり添削してもらい間違えたまま覚えてしまわないようにしましょう。
まとめると、Aさんへの私の回答は…
スピーキング練習では「流暢さ」に焦点を置くとよいです。まずは、話すことに慣れることが大切です。
ただ、スピーキングに加えてライティングの練習も並行して行いましょう。
そして、自分の書いた文章を誰かに添削してもらい、間違った文法をそのまま覚えてしまわないように注意しましょう。
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