今回は、「be to 不定詞」の使い方を見てみましょう。
「be to 不定詞」は、訳しにくいですよね。
◇「be + to 不定詞(動詞の原形)」 は、文脈によって意味が異なりますが、すべては「これから~することになっている」未来の事を表しています。
◇義務・予定・意図の主体が第三者であるときに「be to 不定詞」の形が使われます。
つまり、「話し手の意志とは無関係」というニュアンスが含まれています(客観的)。
①【義務】(≒should/must)
・You are to stay here.
(あなたは、ここに居るべきです。)
②【予定】(≒ is going to / will )
・He is to arrive at Tokyo station this afternoon.
(彼は、今日の午後東京駅に到着する予定です。)
③【意図・願望】(ほとんどの場合、Ifの条件節で使われる。)
・If you are to succeed, you should work hard.
(もし成功したいと思うなら、一生懸命取り組むべきだ。)
④【運命】(≒ be destined to)
・They were never to meet again.
(彼らは、二度と会うことはなかった。/~な運命だった。)
*否定の文で使われることが多い。
⑤【可能】(≒can / be able to )
・The letter was not to be found.
(その手紙は見つからなかった。)
・Not a cloud is to be seen in the sky.
(空には雲一つ見えない。)
問題集、洋書、英語の記事をみて、「be to 不定詞」を探してみて、どのような使い方がされているか確認してみてください。
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