初めてアメリカに行ったのは、高校時の交換留学のためでした。
アメリカに到着した時は、自分の英語の話せなさに愕然としました。
緊張して言葉がでてこない…
頭の中で文が作れない…
言ってることが聞き取れない…
ネブラスカ州の空港に到着してすぐにホストブラザーに
「マック行きたい?」と聞かれたみたいですが
何を言っているのか全くわからず
笑ってごまかしたシーンをはっきり覚えています。
(その後、マックに行ったので、多分そのことを
聞かれていたのではないかと理解しました。)
書いてくれたらわかるのに
言われてもわからない…
この日から長い長いリスニングとの戦いが始まります。
同意してくれる方も多いと思いますが
聞かれていることがわからないのは、本当につらいです
何回言ってもらってもわからない時は
とりあえず
YesかNoを言ってしまうか、笑ってごまかす。
そして、その後暗い気持ちになる。
の、繰り返しです。
これが続くと、だんだん質問されるのが怖くなってきます。
学校で友達、先生、クラスメートと会話をしたいのに、
「また理解できなかったらどうしよう…」
「聞き返して、嫌な顔されたらどうしよう…」
と思うと不安でした 😥
そして考えた結果
「先に話そう!」と思いました。
自分が言いたいことなら、練習しておけば言えるので
コミュニケーションがとれます。
何か質問される前に話すことにしました。
でも、すぐに頭の中で言いたいことを文にするほど
英語力がなかったので
毎朝学校の前に前日にあった出来事について
文章を作ることにしました。
わからない単語は辞書を引いて、読む練習もして
誰かに会ったら話せるように準備しておきました。
これは、かなり勉強になりました
自分が話したい、身の回りのことを書くので
知らない単語も覚えられるし
「最終目標」は、作った文を話すことなので
発音を確認して、その文を暗記します。
授業が始まる前やランチの時に人に会うので
それまで頭の中で何度も繰り返し練習していました。
話しをした後、質問されて答えられない時も多々ありましたが
それは仕方ありません。
少しでも会話をすることが
その時の私にとっては重要なことでした。
↑これは、日本に居てもできる練習法です。
特に、初級の方にお勧めです!
日記を書いて、発音を調べて、暗記して。
誰かに、話す予定だとより練習する気になれるので、
英語コーチ、先生、言語交換パートナーや友達に
話すことを目的に作るとよいです。
初級のうちはインプットがとても大切だといいますが
より効果的にするために必要なのは
アウトプットのためのインプットです。
誰かに話すことを想像しながらインプットを行うとがお勧めです。
今回は、この辺で。
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