【英語 | 準中級】関係代名詞 “who, which, that”の使い方

英語準中級レベル
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関係代名詞 “who, which, that”の使い方

 

今回は、中学校・高校の英語でおなじみの関係代名詞のお話です。

 

関係代名詞…と聞くと、「嫌! 😥 」と思う人もいるかもしれませんが

関係代名詞を使うことで、文章を作るのがとっても楽になるんです

ぜひ習得して会話で使えるようにしてください。

 

例えば、「英語を学びたい人はこのセミナーに参加すべきです。」

を英語で言いたいとき、

関係代名詞を使わないと、

“People want to learn English. They should attend this seminar.”

のように、2つの事柄を2つの文で表さなければならず、自然ではありません。

 

そこで関係代名詞を使います。

関係代名詞 who, which, that

 

関係代名詞先行詞(関係詞により説明される名詞)とその説明文をくっけます。

 

先行詞が人の場合は、関係代名詞 who または that

人以外の場合はwhichまたはthat を使う。

 

なので上の例文は、

“People who want to learn English should attend this seminar. “

となります。

 

1文にまとまって、すっきりしましたね。

 

ここでの先行詞は、people 

関係代名詞は、 who 

 

People should attend this seminar. 

(人々はこのセミナーに出席すべきです。)

 

上の文の【人々】が、どんな人々なのかを説明するために関係代名詞whoを使って、説明文をくっつけています。

 

説明したいこと➔ 「英語を学びたい」人々

英語にすると…

People who want to learn English

 

 

日本語との違い

日本語を話す時は、説明文を名詞の前に持ってきていますよね。

≪日本語≫

とても速く走れる少年 

私の身長より高くジャンプできる

≪英語≫

少年とても速く走れる

a boy who can run fast 

(a boy は人なので先行詞はwho) 

、私の身長より高くジャンプできる

a cat which can jump higher than my height.

(a cat は人以外なので先行詞はwhich)

 

日本語で話している時も、「とても速く走れる」と言い出す前に、ここで説明したい名詞は【少年】だと考えながら話し出しているはずなので、その名詞を先に言うのも慣れてしまえば難しくないです。  

 

ちょっと練習してみましょう。

■先行詞(説明したい名詞)を最初に言って、その後にその名詞を説明してみて下さい。

①昨日叔母がくれたリンゴ 

リンゴ、昨日叔母がくれた

an apple which my aunt gave me yesterday  

 

②今朝ステージで踊っていた女の子達

女の子達、今朝ステージで踊っていた 

Girls who were dancing on the stage this morning 

 

③いつも朝早く出社する同僚

同僚、いつも朝早く出社する 

a colleague who always come to the office early 

 

文の作り方

まず大切な事は

1). 主となるシンプルな文を知る 

2). 説明したい“名詞”を探す

練習段階では、この2点を意識すると関係代名詞を使った文を作り易いです。 

 

次の例文を使って考えてみましょう。

「私は、カナダに住んでいる友達が居ます。」

主となるシンプルな文は…

「私は、友達が居ます。」 ですよね。

この中で名詞は…

【私】【友達】の2つです。

この文で説明したいのは、【友達】ですよね。

 

「カナダに住んでいる【友達】」

【友達】がどんな友達かを説明しています。 

 

なので、この文では【友達】が先行詞(説明したい名詞)になります。 

 

先行詞のすぐ後ろに関係代名詞を置きます。

先行詞が人なので先行詞はwhoまたはthatです。 

I have a friend who lives in Canada.

*先行詞が3人称単数(Iとyou以外でひとり、ひとつ)なので動詞(live)にsがついています。

 

練習問題

1. I know a girl.(私は(1人の)女の子を知っています。)←主となるシンプルな文

2. a girl likes you a lot. (その女の子はあなたが大好きです。)←説明したい名詞(a girl)

①この2文を関係代名詞を使って1つの文にすると?

I know a girl who likes you a lot.

(あなたを大好きな女の子を知ってるよ。)

説明したい名詞(先行詞)=a girl  

関係代名詞=who 

どんな女の子?⇒あなたをとても好きな女の子 

a girl who likes you a lot 

 

■次の2つの文を英語にしてみてください。

 

②彼女は、私が今朝買ったケーキを食べているところです。 

 

③コロナが終息したら行きたい国はありますか。

 

解答例:

② She is eating the cake which I bought this morning. 

主となる文=She is eating the cake. 

説明したい名詞=the cake 

the cake は人以外なので関係代名詞はwhichまたはthatを使う。 

 

③ (解答例1)Are there any countries which you want to visit when the coronavirus ends? 

主となる文=Are there any countries? 

説明したい名詞=countries 

countries は人以外なので関係代名詞はwhichまたはthatを使う。 

 

 (解答例2)Do you have any countries which you want to visit when the coronavirus ends? 

主となる文=Do you have any countries? 

説明したい名詞=countries 

countries は人以外なので関係代名詞はwhichまたはthatを使う。 

       

いかがでしたか?

覚えてしまえば、文章を書くのがぐっと楽になる関係代名詞。

たくさん例文を書いて、練習してみてくださいね。

 

Have a wonderful day!

 

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コメント

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