言語学習ではインプットとアウトプットのバランスが大切です。
会話練習(アウトプット)ばかりでは自分の中の単語や文の構造パターンが増えていかないので、
インプットをすることも重要です。
インプットは、<リーディング>や<リスニング>からできます。
リーディングはリスニングと違って文字だけで、音はありませんが、
自分がわからないところが流れて行ってしまわないので、
確実にどの単語がわからないのかを知ることができます。
現在、私は以下の2つの目的のためにリーディングを行っています。
①忘れかけている単語を思い出す。
②自分が使えそうな単語や表現を学ぶ。
使っている教材は、ウェブ漫画です。
多くのウェブ漫画がありますが、その中でもシンプルな内容で会話が多く、
日常生活についての理解し易いものを選びました。
このウェブ漫画を選んだポイント;
①教材が無料
②1話が短い
③日常会話が多い
④シンプルな内容
⑤共感できる内容
毎日1話ずつ読んでみた方法と感想;
・知らない単語もすべてを調べるわけではなく、気になった単語をを調べるようにしている。
・調べてみて使えそうであれば、その単語や表現をフラッシュカードアプリに追加する。
・忘れかけている単語を思い出すことに役立っている。
・1話がそれほど長くないので、30分弱で読むことができる。
・隙間時間にサクッと読める。
・何度も同じ単語が出てくると自然に覚えられる。
すでに学んだ単語でも出会っていなければ忘れてしまいますが、
漫画などの文章を読むことで、出会う機会を広げることができるますよね。
これはリスニングでもできますが、リスニングだと聞き逃してしまうこともあるので、
リーディングがお勧めです。
そして何より、無理なく楽しめることが大切です!
私は共感できてクスっと笑える日常生活をテーマにしたウェブ漫画を選び
読むことを「楽しむ」ようにしています。
日常生活がテーマだと、専門的な単語が出てこないので、
初級~中級レベルでも読みやすいです。
無理して難しいものを読もうとすると…
「つまらない&大変」で結局続けられないので
まずは、自分のレベルに合うものか少し簡単だと思うものから入った方が良いですね。
毎日の習慣にしてしまって、少しずつでも長く続けていきましょう。
ポイント:
毎日違う読み物を探すのは探すこと自体が面倒になってしまうので
一度決めた漫画を続けて読み、極力面倒な作業を少なくすることも「続けられる」コツ。
そして、ルールを緩くしておくことも大切。
知らない単語を全部辞書で確認していたら、大変なので、
気になったものや、内容が理解できないときにだけ辞書で確認するようにするとよい。
「毎日絶対1話読む!」というのも、自分を窮屈にしてしまうかもしれないので、
原則1話で、時間がない時など読めないときは1コマでもOK!など
「できないときは、○○する」という代替案を作っておくと、止めずに続けられる。
さらに!!!
まだ余裕がある方は、
このリーディングの効果を増やすために
読んだストーリーについて誰かに目標言語で話したり、
感想を独り言で話したり、それを録音してみると勉強になります(^▽^)/
今回は、以上です。
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