「自動詞と他動詞は、知っておくべき?」
はい。
多くの動詞には自動詞と他動詞の両方が存在しています。
でも、中には<自動詞だけ>または<他動詞だけ>しかない動詞もあるので注意が必要です。
自動詞・他動詞ってどういうこと?
以下の2つの文はどういう意味でしょう?
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① I study.
② I study English.
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和訳はこんな感じです↓
① 私は、勉強します。
② 私は、英語を勉強します。
①②の文の動詞は、両方共<study>ですね。
そして、
①の<study>が自動詞で
②の<study>が他動詞です。
自動詞は、目的語をとらずその動詞のみで文が成り立ちます。
例:I go. I run. I swim. I walk. I study. I sleep. I sit. I stand. I jump. I sing.
他動詞は、動詞の対象となる目的語が必要です。
日本語では、「~を(~が)*」のような格助詞がつく言葉です。
*例外はあります。
例: I study English. I play soccer. I clean my room. I speak Japanese.
上の例文で挙げたstudyという動詞のように
自動詞と他動詞のどちらとも同じような意味を示すものも多くありますが、
全く意味が変わってしまう動詞もあります。
まず、同じような意味の例としては…
I eat. (食べます。) / I eat breakfast. (朝ごはんを食べます。)
I sing. (歌います。)/ I sing a birthday song. (誕生日の歌を歌います。)
She cooks. (彼女は料理をします。)/ She cooks Japanese food. (彼女は日本食を料理します。)
次に、違う意味になる例としては…
Kids play in the park. (子供達は公園で遊ぶ。)
Kids play soccer. (子供達はサッカーをする。)
He runs. (彼は、走る。)
He runs a company. (彼は、会社を経営する。)
他動詞か自動詞かは辞書に書いてあるので、
動詞を確認する際には必ず確認するようにしてくださいね。
英語だとtransitive verb (他動詞)とintransitive verb (自動詞)と言い
辞書ではvt / T と vi / I などで表されることが多いです。
他動詞の対象となる目的語とは?
他動詞の後には、その動詞の対象となる【目的語】(日本語の「~を(~が)」に当たるもの)
が来ると書きましたが、【目的語】とは何か確認しておきましょう。
【目的語】になるのは、広い意味での【名詞】だけです。
例: My brother plays soccer. (弟/兄は、サッカーをします。)
ここでは、名詞である、soccer が 他動詞 play の目的語です。
soccer は play の目的語なので、play とsoccer の間には、前置詞は必要ありません。
例:I`ll call you. (あなたに電話します。)
ここでは、代名詞である you が他動詞 call の目的語」です。
これでもう、シンプルな英語が書けます!
主語S + (自)動詞V.
I swim. (私は、泳ぎます。)
主語S +(他)動詞V + 目的語O.
I speak English. (私は、英語を勉強します。)
まずは、この基本形を作る練習をしましょう。
その後、この基本の形に副詞や形容詞などを足してもっと複雑な文を作っていくことができます。
以上です。
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