最初に頭に入れておくべきことは、
英語には助詞がないということです。
日本語の助詞とは、 「~が」「~は」「~を」「~に」などです。
日本語にはこれらの助詞が単語の要素を示しています。
そのため、語順を変えても意味が通じますよね。
例えば…
私はチョコレートが一番好きです。
チョコレートが、私は一番好きです。
私は一番好きです!チョコレートが。
これらの文の語順は違いますが、助詞があるので意味が理解できますよね。
英語は日本語の助詞のようにどれが主語か目的語かを印すものがなく、
語順でそれを表します。
例えば、
A monkey ate a banana.
A monkey |ate | a banana.
(サルはバナナを食べました。)
という文は、S +V+ O の形なので
一番初めに来る「名詞」(ここでは「a monkey」)が主語(~は)で
最後の「名詞」(ここでは「a banana」)が目的語(~を)になります。
語順を変えてしまうと、
A banana ate a monkey.(X)
バナナがサルを食べたことになってしまいます。 😳
上記のような間違え方はあまりないかもしれませんが、
A monkey a banana ate. (X)
としてしまうことは、あるかもしれません。
この文だと、
サルはバナナは食べました。
のような形になり、誰(何)が何を食べたのかがよくわかりません。
1つ1つの単語や句をレゴのブロックとして考えると分りやすいかもしれません。
では、次に日本語の文を英語にしてみましょう。
お母さんは、私に鞄をくれました。
まずは、単語を集めてみましょう。
お母さん:my mother
鞄:a bag
くれる(過去):gave
私:me
これらの単語をパズルのように組み合わせていきます。
この文は目的語が2つ入ったSVOOの文です。
まず最初に来るのは主語(~は)の部分です。
My mother (お母さん)ですね。
そして次に動詞が来ます。
ここでは、gave(くれました)ですね。
次に
⇒誰に me
⇒何を a bag
が続きます。
My mother gave me a bag.
つまり、英語は語順がとても大切だということです!
基本の5文型をきちんと理解しておくと
単語を入れるだけで多くの事が表現できます。
◆基本の5文型の復習は、こちら。
まずは、基本の文型1~3までをマスターし、
その後、基本の文型4~5に進んでみてくださいね。
今回は、以上です。
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