「助動詞を会話で使ってみる①」の続きです。
前回は、should とcanの使い方を見てみました。
今回は、must とmayを見ていきましょう。
✨should とcanの時と同じように、〈助動詞+動詞の原形〉で作れます。
must
の基本的な意味は2つ。
1.~しなければならない。 (主観的な義務)
2.~に違いない。
まず、1.の意味で文章を作ってみましょう。
I must go home now. (もう帰らなくちゃ。(家でお母さんが怒ってる…))
Students must clean their classroom.
(生徒達は、教室を掃除しなければならない。)
I must practice the violin every day.
(毎日、バイオリンの練習しなくちゃ。)
㌽ have to (~しなければならない)は日本語でmustと同じように訳されますが
こちらは、主観的な義務ではなく、外的要因のために、「~しなければならない」という意味で
You must … よりも、You have to… の方が少し柔らかい印象があります。
例:It is getting dark. I have to go home now.
(暗くなってきた、そろそろ帰らなくちゃ。)
次に、2の意味「~に違いない」の使い方です。
You must be Mr. Brown. (あなたが、ブラウンさんに違いない。)
友達から話をきいていた人に初めて会った時、「あなたが、ブラウンさんですね(お話は聞いてますよ)。」と言いたいときに、使えます。
【会話例】
“Hello, you must be Mr. Brown.
I`ve heard a lot about you from Mr. White.
Nice to finally meet you.”
(こんにちは。ブラウンさんですね!
あなたのことは、ホワイトさんからたくさん聞いてますよ。
やっとお会いできてうれしいです。)
…という感じで、会話で使えます。
【他の例】
➡ He must be in the library.
(彼は、図書館にいるに違いない。)
➡Your parents must be proud of you.
(あなたのご両親はあなたのことを誇りに思っているに違いない。)
➡He must like it!
(彼は、それを気に入るに違いないよ。/彼は、それを絶対気に入るよ!)
I think を使ってしまいがちですが、助動詞で話し手の心理を表現できます。
会話で使って見ましょう♪
今回は、もう1つ。may の使い方を見てみましょう。
may
の基本的な意味は、2つ。
1.〈推量〉~かもしれない (確率50%くらい)
2.〈許可〉~しても良い
まず、1の意味で文章を作ってみましょう↓
He didn’t come to school today. He may be sick.
(彼は、今日学校に来ませんでした。病気かもしれません。)
You may know my brother.
(あなたは、私の弟を知っているかも。)
次に、2の意味「~しても良い」の使い方です。
May I have some?
(少しもらってもいいですか?)
May I speak to Mr.Brown?
(ブラウンさんと話しをしても良いですか。)
➡電話で、「ブラウンさんいらっしゃいますか?」と言いたい時に使えます😊
May I~? は、「~しても良いですか?」と許可を得る言い方です。
Can I ~?よりも丁寧な印象です。
お母さんが子供に、「宿題終わったなら、お菓子食べていいよ。」
の時の「お菓子食べていいよ。」は、
“You may eat sweets now.“と表せます。
ちなみに、You can eat … でもOKです。
では、今日はこの辺で。
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