外国語の会話練習の前に押さえておくこと
教室のレッスンでも、オンライン会話レッスンでも、言語交換でも、
決まって言われることや、聞かれることってありますよね。
英語の例で言うと、
How are you? のような挨拶とか。
学習言語で会話を始めたばかりは、緊張してしまって
知っている質問にもどう返していいか分からなくなってしまうものです。
なので、
How are you? (のようなこと)を聞かれたら
何と答えるかを、事前に準備しておくべきです。
今は、たくさんの動画や記事をオンライン上で簡単に確認できるので、
何通りもの答え方を調べることができます。
初心者によくある不安
そして、初心者によくあるのは、
質問がしっかり理解できているか不安で
「答えてみて、的外れなことを言っていたら恥ずかしい…」
と思って、黙ってしまったり、母語で話してしまうことです。
その気持ち、とっても良くわかります…
What do you do(for a living)?
と、仕事を聞かれているのに
今していることを答えてしまったり…
私もそうでした。
Yes or NO を当てずっぽうに言ってしまうことも多々ありました。
そして、相手の質問を理解せずに答えているので
その話を膨らませることができない…
でも、今英語講師として生徒さんに質問したり
日本語学習者と話していて
学習者が勘違いをして、質問と違うことを答えてしまったとしても
全く問題ないと思います。
講師の方が、「ちょっとわかりずらい言い方してしまったかな?」
と思って、言い方を変えたり
間違えることで、
どうして聞き取れなかったのかや、どの文法を復習する必要があるのかがわかるので
一緒に復習するのに役立ちます。
でも、学習者としては、的外れなことを言いたくない気持ちも、凄くよくわかります。
会話練習デビュー前に抑えておくべき事
そんな時には、
もう一度言ってもらったり、確認の仕方を練習しておいて、
サラっと聞き返せるといいですよね。
例えば…
Could you say that again? (もう一度言ってもらえますか。)
Are you asking my job? (私の仕事を聞いていますか。)
Are you asking what I did last weekend? (私が先週末何をしたかを聞いていますか。)
You mean last weekend? (先週末(という意味)ですか。)
What`s that? (何ですか?)
これらは、学習言語での会話デビュー前に絶対におさえておくべきです。
少しずつ返し方を学ぶ
そして、最初にすべてをクリアできなくても
いつも聞かれることを少しずつクリアにし
自然に答えられるようになっていけるといいですよね。
◆天気について良く聞かれるけど上手な返しができていなければ
次の機会までに「天気の伝え方」を予習しておく。
◆最後の挨拶が上手くできなかったら、
次の機会までに「最後の挨拶」を練習しておく。
とか。
急に何かを言うのは戸惑ってしまうので
事前に使えるフレーズを練習しておくことが大切ですね。
ぜひ試してみてください!
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