サジェストペディア(suggestopedia)という教授法について自分なりにまとめてみました。
サジェストペディアとは?
精神療法の手法からヒントを得て開発された教授法で、
「不安や緊張を取り除くことで、学習を促進する」
という考えをベースとしています。
サジェストペディア法では、学習者の気持ち(feelings)が最も重要視されているそうです。
サジェストペディアの名前の意味は?
suggestion (暗示)とpedagogy(教授法)を組み合わせた言葉です。
サジェストペディアを言語学習に取り入れるには?
①リラックスした空間を作る
■リラックスした空間を作ることで、言語学習者がリラックスし、記憶が飛躍的に伸びると言われている。
・ゆったりとした音楽を流す。音楽は、ストレスを和らげ、創造性を発揮させる。
・教室のような殺風景のような部屋ではなく、絵画や植物を飾るリビングやカフェのような温かみのある雰囲気にする。
・席のレイアウトを工夫する。
②レッスンに柔軟性、創造性を持たせる
■クラス全体の雰囲気と笑いで学習を促進させることができると言われている。
・学習を楽しいものにするために、ゲームや演技(ロールプレイ)を取り入れる。
・教師と生徒の信頼関係を築くのも大切。間違いを指摘する際も肯定的に指摘する。
・生徒一人ひとりに目標言語の名前を付け、違う自分として目標言語を話す積極性を持たせる。
個人の言語学習に応用できそうなことは?
◇リラックスできる環境を作る
◇ヨガの呼吸法やメディテーションで気持ちを落ち着けリラックスする
◇自分のリラックスできる椅子や姿勢で行う
◇学習に楽しさや創造性を取り入れる
◇ポジティブな気持ちで行う
こんな感じでしょうか。
もう、すでにできている方が多いかもしれませんね。
ガリガリ単語を覚えようと机にかじりつくよりも、
ソファでゆったり、この単語を今度いつ使おうかとワクワクしながら単語を学んだ方が、
記憶に残るってことですかね。
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