語学力の国際指標である
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)
意味:「ヨーロッパ言語共通参照枠」
をご存じですか?
CEFRは、6段階(Pre-A1を入れると7段階)のレベルに分かれていて、
言語力の習熟度を見る基準となっています。
最近では、英検結果にもこのCEFRのレベルが記されていたり、
言語学習教材にもレベルの目安としてCEFRが表記されています。
また、英語だけでなく他の言語も同じように使われている共通の指標です。
■スピーキングとリスニングを中心にみたレベル分けは以下の通りです。
日常生活の会話にこまらないレベルは、B1~B2です。
日常生活で流暢な会話をすることを目標にされている場合、
B1~B2を目標とされるといいと思います。
(*細かいレベルの詳細については、
CEFRまたはヨーロッパ言語共通参照枠で検索してみてください。)
A:基礎段階(初級)
A1:自分や誰かを紹介したり相手に助けてもらいながら、
簡単な会話ができる。(英検3級レベル)
可能な会話:自分の国、家族、仕事、学校、趣味、等。
A2:自分や自分の周りの日常的なことを表現でき、情報交換できる。(英検準2級レベル)
可能な会話:提案、謝罪、招待、興味関心、簡単な質問、等。
B: 生活で使えるレベル(中級~準上級)
B1:興味があるトピックや身近なことについて話すことができる。
また、自分の意見や予定も伝えることができる。(英検2級レベル)
可能な会話:日常会話、よく知っているトピック、驚きや喜びなどの感情、共通の関心事、等。
B2:ネイティブスピーカーとあまり緊張せずに流暢に会話ができる。(英検準1級レベル)
可能な会話:一般的なトピック、自分の体験や活動、等。
C:仕事で使えるレベル(上級~ネイティブレベル)
C1:自分の考えを流暢に即答できる。
また、日常生活や仕事など、その場に合った言語の使い方ができる。(英検1級レベル)
可能な会話:any
C2:ネイティブレベル
可能な会話:any
言語教材を選ぶ際にCEFRの表示を参考にしてみてくださいね。
Reference(参考):Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR) (coe.int)
コメント
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