最近の気づき(再確認したこと)についてお話したいと思います。
【ある程度(中級くらい)まで習得した言語のレベルを維持するためにできる事】
を再確認したというお話です。
私は大学生の頃真剣にスペイン語を学んでいました。
卒業後もできるだけスペイン語で話す機会を持ちたいと思い
スペイン語学習者の会に参加したり、
ラテンサークル(スペイン語圏出身またはその文化に興味がある人のサークル)に参加したり、
できるだけスペイン語に触れる機会を自ら作ってきました。
ただ、これらの活動は大きな都市でないと見つけるのが難しいんですよね(対面の場合)。
小さな街に引っ越してからは、そのようなグループに参加する機会もなくなり、
結局、現在は週1回25分のオンラインレッスンだけが
スペイン語を使う時間になってしまいました。
正直、週1回25分は短いです。
ある一定のレベル(日常会話が無理なく話せるレベルくらい)
までは週1回の学習では絶対に足りません!
日常会話がある程度話せても、レベルをキープするためには
週1回25分だけでは短すぎると実感しています。
「話そうとしても、今までよく使っていた単語が出て来ない…」
「言い回しを忘れてしまう…」
と感じていて
どうしたら頑張り過ぎずにレベルをキープできるだろう…
と考えていました。
そんな時、たまたま面白そうなスペイン語のドラマを見つけ、
スペイン語音声&スペイン語字幕で見始めました。
もちろん知らない単語もたくさんありますが、
わからなくてもあまり気にせず
気になった単語以外は調べずに流すようにしています。
知らない単語をすべて調べていたら、
面倒になりますし内容に集中できませんよね。
途中でつまらなくなって見るのをやめてしまいかねません。
特に学習のために見ていたわけではなく、面白いから見ていたのですが
週1回のスペイン語レッスンの時に、いつもとの違いを感じました。
“あれ、今日は先週より言葉に詰まらないなぁ。”という感覚です。
<ドラマを見る>以外のことは特に何もしていないので
ドラマを見て知っている単語を思い出すことで
それらの単語が出て来やすくなっているんですよね。
「急にものすごく話せるようにる!」という訳ではありませんが
<リスニングをした時>と<リスニングをしていない時>の
違いをはっきりと感じました。
ある程度のレベルに達している言語のレベルを維持するためには
単語や文法を思い出させるインプットが必要なんですよね。
スペイン語音声とスペイン語字幕にすることで、
日本語字幕で見るよりもさらに単語を思い出すことができるのだと思います。
日本語字幕にしてしまうと字幕を見て理解してしまって
頑張って思い出そうという気がなくなってしまうので。
なので、中級以上の場合は目標言語の音声に
目標言語の字幕(キャプション)で見るのががお勧めです。
以上、最近再確認したことでした。
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