文に話し手の気持ちを吹き込む助動詞
私は英語学習をし始めた頃、日本語の語尾が英語とは全く違うので戸惑いました。
「~かも」とか「~のはず」という話し手の気持ちはどこに入れればいいの?、と。
今回は、私の同じように思われている方に向けて
助動詞を使って「気持ち」の入れ方について書いていきます。
では、まず日本語について。
日本語の場合、話し手の気持ちを最後に表しますよね。
例えば…
このサラダ、すごく美味しいね!
このサラダ、すごく美味しそう。
このサラダ、すごく美味しいかも。
このサラダ、すごく美味いはず。
このサラダ、すごく美味しいに違いない。
とか。
では、英語ではこの気持ちをどこで表現すればいいでしょう…
1つの方法として、助動詞が使えます。
今回は、この助動詞を使って話し手の”気持ち”をいれてみましょう。
助動詞の例:
will / can / may / would / could / might/ should / must …
助動詞を使う時に覚えておくべきポイント
①助動詞は「動詞を助ける」ということで動詞のすぐ前に置く。
②助動詞の後の動詞は動詞の原形。
このように、助動詞は文の前の方に置くので
一番最後に来る日本語と違って
主語の直後に「…かもしれない」「…のはずだ」
という話しての気持ちを入れなければなりません。
なので、頭の中で日本語で文章を作ってしまうと
英語に直すのに時間がかかってしまいます。
英文の順序
「もっと野菜を食べるべきだよ。」
を日本語の順番で英語にすると
↓ ↓ ↓
more / vegetables / eat / should
英語を話す時には
あなた⇒すべき⇒何を
彼ら⇒かもしれない⇒何を
のような順で考えるトレーニングが必要です。
日本語は”主語”を省略することが多いので
主語を忘れてしまいがちです。
最初に名詞を置くのを忘れずに。
↓ ↓ ↓
あなた/すべき/食べる/もっと/野菜
You / should / eat / more / vegetables.
ちなみに「~だね!」「~だよね?」は付加疑問文を使って文末に付けられます。
It is hot today, isn’t it?
She looks happy today, doesn’t she?
例文
最初に出てきた、これらの例文を英語にすると…
このサラダ、すごく美味しいね!
This salad tastes really good, doesn`t it?
このサラダ、すごく美味しそう。
This salad looks really good!
このサラダ、すごく美味しいかも。
This salad might taste good. (助動詞)
This salad could taste good. (助動詞)
このサラダ、すごく美味いはず。
This salad should taste good. (助動詞)
このサラダ、すごく美味しいに違いない。
This salad must taste good. (助動詞)
今回は、以上です。
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