【言語学習】リスニング力強化のためにできること
- 2021.03.28
- 言語学習法

「なかなかリスニング力が上がらない…」
「どうしたら聞き取れるようになるかわからない…」
「リスニング力強化のための良い方法を知りたい。」
そんな悩みはありませんか?
私自身、言語学習をする中でリスニング力の向上はなかなか難しと感じています。
それは、練習すればすぐに成果が見られるものではないからです。
また、リスニング力が伸びているかどうかを可視化するのも難しいのも理由の1つです。
でも、自分のできていないところを理解してコツコツと続けていれば
「あれ、聞きとれる!」と感じる瞬間がくるはずです!頑張りましょう(^▽^)/
リスニング力を伸ばすための学習
まず、なぜ聞き取れない(理解できない)のかを確認しましょう。
【聞き取れない理由①】
そもそも単語や文法を知らない。
➔知らない単語は聞き取れない! 知らない文法は理解できない!
ディクテーション(音声を聞いて書きとること)をしてみてください。
自分が聞き取れない箇所は書けないので、書けない場所を
文字テキストと照らし合わせてみると、そもそも知らない単語なのか
知っているのに聞き取れない単語なのかがはっきりわかります。
≪すべきこと≫
ここで、知らない単語や文法だから聞き取れていないことがわかったら
まずは語彙力を伸ばすことから頑張ってみてください!
【聞き取れない理由②】
発音やアクセントを間違えて覚えている。
➔自分が思っている発音やアクセントと実際の音が違うと理解できない、または理解に時間がかかる!
例えば、enough(十分)という単語を「エノウフ」と覚えていたとすると
実際に”enough (イナフ)”と言う音を聞いた時に、知らない単語だと思ってしまうかもしれません。
勿体ないです。
よく「自分が発音できない単語は聞き取れない」といいますよね。
≪すべきこと≫
まずは、きちんとした音とアクセントを学ぶよう注意してみてください。
*英語の場合は、分節に注意すると発音を学び易いですよ。
【聞き取れない理由③】
1つ1つの単語の発音は理解しているが文章になった時の音の変化に対応できていない。
➔単語と単語が繋がって音が変わったり、消えたり、特殊な変化をする音の変化を頭に入れておくことで聞こえてくる!
≪すべきこと≫
音の変化を知り、自分がその音を出せるように練習してみてください。
そうすることで、リスニングをした時に聞き取れるようになります。
変化の仕方を動画や講師に習ってからネイティブの音声を真似する練習するのがお勧めです。
【聞き取れない理由④】
単語の意味や文法を知っているけれど瞬時に意味が出てこない。
➔思い出すのに時間がかかると、次の単語や文を聞き逃してしまう!
この単語聞いたことあるし、知っているけど何だっけ…1・2・3…「あ!」
と、ちょっと経ってから意味が理解できる単語は、リーディングでは問題ないですが
リスニングの場合、考えているうちに会話が進んでしまい、次の部分を聞き逃してしまいます。
≪すべきこと≫
聞いた単語を即座に理解できるようする。
そのためには、たくさん(その単語に)出会って使って、自分のモノにしておくことが大切です。
すぐに理解ができるようになるまでその単語を何度も聞いたり、
文章にして使ったりしてみてください。
*単語の音を覚えるために、単語帳アプリを使ってみるのもお勧めです。
【言語学習】単語帳アプリ(Anki) を使った”音のフラッシュカード”
【聞き取れない理由⑤】
曖昧さを許容していない。
➔全部を聞き取れなくても大丈夫!と思うことも大切。
全部の単語をすべて聞き取ろうとすると難しいので、
聞き取れないところがあっても、その音にとらわれ過ぎずに
全体の内容を理解しようとする練習も大切です。
≪すべきこと≫
一語一句聞き取ろうとせずに全体の内容を理解する練習をする。
以上です。
少しでも言語学習者の方の参考になれば嬉しいです。
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