多言語を学んで気づくこと(2020年4月ver.)

言語学習法

 ①日本語 と 英語

日本人が英語を学ぶときに苦労することは、現在完了や過去完了の日本語にはない(過去形と過去完了を同じ過去で表している)時制ですよね。

例を出すと、

When did you decide it? (それをいつ決めましたか?)

Have you decided yet? (それをもう決めましたか?)

この2つの時制は日本語では、同じ形が使われているので、日本語の文を英語に訳そうとすると難しく、意味で考えなければいけませんよね。

例をもう1つ

日本語もは、現在形と未来形も同じ形を使うので、

英語にすると間違ってしまうことが多々あります。

I study English. (私は、英語を勉強します。)

↑英語を習慣的に勉強している。

I will study English. (私は、英語を勉強します。)

↑英語を未来に勉強することを伝えたり、宣言している。

日本語の場合、時を頻度を表す副詞がないと、

どちらも同じになります。

なので、英語に直す時には意味を考える必要がありますね。

 

②英語 と スペイン語

さて、スペイン語。

スペイン語はさらにややこしいです。

色々とややこしい点はありますが、

ひとつあげるとすると…

be動詞が2つに分かれています😿

たいへんです。

◆私は、日本出身です。

I am from Japan. 

(Yo) soy de Japón. 

◆私は悲しいです。

I am sad. 

(Yo) estoy triste.   

↑このように、スペイン語だと(英語でいう)be動詞も2つのタイプに分かれます。

be動詞①(ser)→ 本質・性質、永続的なもの

be動詞②(estar)→一時的な状態の変化するもの

これもまた、be動詞だからserを使うという単純なものではなく、

意味を考えてからスペイン語に直さなければなりません。

 

③日本語と韓国語

韓国語を学んでみて、韓国語の文法はほぼ日本語と同じということがわかったのと同時に、膠着(こうちゃく)語(←日本語や韓国語のような言語)以外の言語話者にとって、格助詞を学ぶのは大変だろうなぁ、ということ。

英語やスペイン語などの言語グループは、語順(word order)が、日本語の格助詞(が、は、を、など)の役割になっています。

「主語のあとは(は、が)」とか「目的語の後は(を)」のように格助詞を置く必要がなく、語順で表せます。

↑1から学ぶのはややこしそうです😢

I play tennis.  (主語・動詞・目的語)

、テニスします。

 

 

まとめ

言語は、それぞれの場所でそれぞれの起源から育ってきたので、2つの言語がA=Aのようにピタッとマッチさせるのは難しいです。

つまり、他言語で文を作るときには、文をそのまま訳すのではくて、意味やその文のイメージを考えることが大切です。

 

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