母語(または理解できる言語)の音声で
学習している言語(目標言語)の字幕を付けて映画やドラマを見る学習法を
紹介されている方がいたので、
試してみることにしました。
今まで、目標言語の音声で母国語の字幕や目標言語の字幕(CC)と言う学習法はよく聞きますが、目標言語の字幕というのは初めて聞きました。
半信半疑でしたが、とりあえず試してみることにしました。
ただ、
この方法をするためには、ある程度目標言語が読めなければなりません。
また、
この方法では、目標言語の音声が聞けないので、文章の組み立てや単語を学べる方法、ということでしょう。
なので、All-in-Oneという訳ではありません。
英語音声に韓国語字幕で映画を見てみました。
最初(2020年9月8日)の印象としては…
読むのが難しい…
ハングルを速読できるわけではないので、
気になった箇所は、画面を止めて読む感じです。
時間はかかりますが、確かに
「こういう言い方ができるのか!」
という、発見はありました。
中級以上の方の場合、耳で聞いて表現や単語の発見ができると思うので
どちらかというと、この方法は、文字が読める初級~中級くらいのレベルの方かもしれません。
英語学習者の方は、
日本語音声で英語字幕できちんと英語字幕の方に
意識を集中して追えれば、
色々な言い回しを復習できます。
やってみる価値はあります!
再び(2020年9月15日)、英語音声に韓国語字幕で見てみました。
1回目と同じように、気になったところを止めて
字幕を確認する形で進めました。
前回と同じように、表現の仕方の発見がありました。
ランダムに色々な表現がでてくるので
新しい表現を学んだり、忘れていた表現や単語を思い出すのに役立ちます。
母国語音声&目標言語字幕が言語学習の利点と欠点
<学習に使ってみて思う利点>
・目で見て文を確認できるので辞書で確認し易い。
・目で見て文を確認できるのでしっかり理解できる。
・映像があるので、その文を使う状況がはっきりわかる。
・新しい単語が出てきたときに後で学習するためにメモをとり易い。
<学習に使ってみて思う欠点>
・発音が確認できない。
・リスニングの練習ができない。
・字幕は、文字制限なので少し表現が変わってしまう。
やってみる価値はあります。
いつもの学習法に飽きた時に、ちょっと取り入れてみるといいかもしれません。
1.日本の映画に英語字幕をつける。
2.どんな時にどんな英語表現を使うのかを考えながら見る。
3.知らない単語(で、気になったもの)は、メモして復習する。
4.新しい表現(で、気になったもの)は、メモしておいてオリジナルの文を作ってみる。
いろいろ試して、言語学習を楽しみましょう~
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