英語脳の作り方
はじめに
皆さんは母語や英語、他の外国語を話す時、自分の頭がどのように文章を作るか考えたりしますか。
母語で話す時は、頭で文章を作らず口に出しながら作っている感じですよね。
英語ではどうでしょう。
英語で言う!と思いながら「コンピュータ」を見たら即座に”computer”と言えませんか。
「椅子」を見たら”chair”と言えるし、
「りんご」を見たら”apple”と言えると思います。
それから、
「おはよう」は”Good morning.”
「ありがとう」は”Thank you.”
「はじめまして」は”Nice to meet you.”
「ごめんなさい」は”I`m sorry.“
も、多くの人が何も考えずに言えると思います。
どうしてですか?
…きっと、よく見聞きして慣れているからですよね。
でも、文章になると難しいのはなぜでしょう?
それは、トレーニングが足りていないだけかもしれません。
今回は、初級の方のための「英語脳の作り方」
についてシェアしてみたいと思います。
【英語脳】…よく耳にしますよね。
日本語から翻訳しないで直接英語で文章を言ったり書いたりするコトですよね。
私は、目標言語を話す時に、必ずしも母語を使ってはいけないとは思いません。
例えば、母語と目標言語(特に語順)が似ている場合、中級レベルまでは母語がガイドとなって話しやすいと思います。
ただ、英語と日本語のように、語順が全く違う言語を扱う場合、日本語の文章をまず作ってから頭の中で英語に翻訳するのは、とっても大変ですし時間がかかります。
なので、日本語話者にとっては、できるだけ日本語の文をガイドとして使わずに、直接英語で話すスキルを身に付けた方が、無理なくスムーズに話せると思っています。
では、どうやって鍛えればいいのか?
初級の方用の【英語で考える基礎の作り方】の例です↓↓↓
まずは、シンプルな文を日本語のガイドを使わずに口から出すトレーニングをしてみてください♪
ステップ1
□自分の周りのモノを日本語で考えずに英語にしてみる。
a table, a chair, flowers, my computer, my smartphone, some coffee, some books….
・すでに知っている簡単な単語から、できるだけ日本語が出てこないように練習してみてください。
ステップ2
□雑誌やウェブサイトの写真やイラストを見て動作を日本語で考えずに英語にしてみる。
まずは、2語か3語の短い文を作りましょう。
2語の文:(人)+(~する)
I run.
He walks.
She swims.
They sleep.
3語の文:(人)+(~する)+(何を)
I cook dinner.
She studies English.
He plays soccer.
They speak Japanese.
She washes clothes.
He walks a dog.
ステップ3
□ ステップ2のような短い文に副詞や形容詞を入れて修飾する。
I run. (どのように?)
I run fast. (速く泳ぐ)
She swims. (どのように?)
She swims fast.(速く泳ぐ) / She swims beautifully. (美しく泳ぐ)
I cook dinner.(どんな?)
I cook a delicious dinner. (美味しい夕食)
She washes clothes. (どんな?)
She washes dirty clothes. (汚れた服)
ぜひ、試してみてくださいね!
以上です。
コメント
[…] 以前、初級者のための【【英語 | 初級】英語脳の作り方】いう記事と […]
[…] 以前、【初級】英語脳の作り方という記事を書いたので […]