音節を意識すると発音し易い
英語の発音で気を付けることは、いくつかありますよね。
・単語の発音
・1つの単語の中のアクセント(stress)
・文の中での強弱
・文全体の抑揚(intonation)
・リズム
・リエゾン(リンキング、リダクション)
など。
その中でも最近特に重要だと感じているのが
【音節(syllable)に注意すること】です!
音節に注意する
音節とは、母音を中心とした1つの音のまとまりのコトです。
例えば、<big>や<hat>は1音節です。
つまり、これらは1つの音ということです。
<big>を、日本語のように<ビック>と発音してしまうと
2音節(2つの音)になってしまいます。
拍手で表してみると、
big =👏 ビック=👏👏 と2拍になります。
母音の上に強調(アクセント・stress)があると考えてしまって
発音するのを難しくしてしまっている方がいるかもしれません。
そのような方は、音節は1つの音と考えると発音し易くなるはずです。
●英単語<exactly>を例に見てみましょう。
ex・act・ly は、3音節です。
そして、2音節目にアクセントがあります。
👏
👏 ↑ 👏
イメージは、こんな感じです。
音節は、紙の辞書でのオンライン辞書でも大体載っているので
簡単に確認することができます。
ex・act・ly
↑このように、点で音節を分けている辞書も多いです。
確認してみてください。
最近、「音節に注意してみたら」とアドバイスしたところ
発音が劇的に良くなった生徒さんがいたので
学習者の方によっては、音節を意識することで
一気に英語の発音がし易くなるのではないかと思い
紹介してみました!
発音練習法
もう1つ、発音強化のための練習方法を紹介たいと思います。
まず、輪ゴムを用意してください。
右手と左手でゴムを持ち横に引っ張ります。
文節1つに付き1回横に引っ張ります。
そしてアクセントのある文節の時により強く引っ張ってください。
例えば<big>だと文節が1つなので
輪ゴムを横に1回引っ張って戻しながら発音してみます。
ちょっとやってみてください。
どうでしょう?
発音し易くないですか?
では、次に<difficult>はどうでしょう。
dif-fi-cult は3音節で1音節目にアクセントがあります。
なので、輪ゴムを3回引っ張ります。
そして1回目により強く引っ張ります。
どうでしょう?
ちょっと練習してみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです!
今回は以上です。
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